Posted on 2019年02月22日(金)
病棟勤務が長い看護師は、仕事にはそれなりに満足しているものの、生活はマンネリ気味になる人もいるでしょう。その際、病院という枠を飛び出して、もっとやりがいのある仕事に挑戦するのも一つの方法です。そんな時にピッタリの職種がエスコートナースです。
海外で病気になったり、事故にあった患者さんを日本に連れ帰る際、付き添って看護にあたるのが主な仕事です。今まではあまり知られていませんでしたが、海外への出張や観光が日常的に行われるようになり、最近ではエスコートナースとして働く人が増えています。特別な資格が要るというわけではなく、看護師であれば就職は可能ですが、海外の医療機関との連携や各種の手続などもこなさなければならないので、当然高度な英語力が必要になります。
また、医師が付き添っていない場合も、緊急時には指示に基づき適切な対処ができるだけの豊富な知識と柔軟な対応力、そしてタフな精神も求められます。そのため責任のある役割を担うわけですが、その分、やりがいが感じられるのは間違いありません。マンネリ化した日常を脱して、看護師としてのやりがいや誇りを感じて働くことができるでしょう。
ただし、デメリットもあります。仕事を紹介してくれる派遣会社はいくつかありますが、まだ仕事自体が少ないという点です。ただし、仕事をこなす中で信頼を得て、指名が受けられるくらいになれば、看護師の資格と英語力をフルに活用して、ワールドワイドに活躍できる道が開かれるでしょう。興味があるという方は、とりあえず看護師の求人を扱っている人材派遣会社や転職エージェントなどに登録して、仕事探しをしてみてはどうでしょう。